2019年12月初旬に感染者が報告され、その後わずか数か月であっという間に世界で広まり、パンデミックにまでなった新型コロナウイルス。
日本での感染者数も急激に増え、誰が陽性なのか判別も難しく、感染経路をたどることが困難な状況でした。
そこで、2020年6月頃に厚生労働省から、Bluetooth機能を使って新型コロナウイルスの陽性者と接触したかどうかがわかるアプリ、「COCOA」がリリースされました。
しかし、陽性者の全数届出が見直され、陽性登録できる人が限られてしまったため、2022年11月17日より機能停止の最終アップデート版が配信されました。
機能停止が発表されたのでスマホに「COCOA」を残しておく必要がなく、アンインストールしてもいいのですが、アイコンを削除しただけでは機能が停止しない場合があり、バックグラウンドで通信が継続されていてバッテリー消耗やデータ通信してしまう可能性があります。
なのでこの記事では、
・ COCOAアンインストールの方法は?
・ COCOA削除だけじゃダメな理由は?
・ COCOAに代わるアプリはある?
この3つについて紹介していきます。
COCOAアンインストールの方法は?

アンインストールの方法はとても簡単ですが、iPhoneとAndroidではアンインストールの方法が違うので注意が必要です。さらに、両端末にはアンインストール方法が2つあるので合わせて紹介します。
・iPhoneの場合①
①ホーム画面にある「COCOA」のアイコンを長押し
②メニュー画面の一番下に表示される「Appを削除」を選択
③確認画面が出るので「Appを削除」をタップ
④”COCOA”を削除しますか?と表示されるので「削除」を選ぶ
・iPhoneの場合②
①設定アプリを開く
②一般→iPhoneストレージ→「COCOA」を選択
③一番下の「App」を削除を選ぶ
・Androidの場合①
①ホーム画面にある「COCOA」のアイコンを長押し
②右上の「アンインストール」の表示に向かってスワイプ
・Androidの場合②
①設定アプリを開く
②アプリと通知→○○個のアプリを表示→「COCOA」を選択
③アンインストールを選択して、OKをタップ
COCOA削除だけじゃダメな理由は?

先ほどのアンインストール方法は「COCOA」を完全に端末から消す方法なので大丈夫ですが、手順を間違えると完全にアンインストールできておらず、アプリの情報が残っている場合があります。
どの選択をするとアンインストールされず端末に残ってしまうかというと、iPhoneの場合は「ホーム画面から取り除く」、Androidの場合はホーム画面でアイコンを長押しした際に左上に表示される「削除」を選んでしまうと、アンインストールしたことにはならずにアプリがまだ残った状態になります。
この方法だとホーム画面からアイコンを消しただけになるので、アプリ自体は端末上に残っており、知らず知らずのうちにバックグラウンドでデータ通信をしてバッテリーを消費してしまう可能性があるのです!
COCOAに代わるアプリはある?
今まで使っていた「COCOA」が機能停止してしまい使えなくなったことで、代わりになる他のアプリはあるのか気になりますよね?
ですが、残念ながら代わりになるアプリは現在リリースしていません。
今後、厚生労働省から代わりになる新しいアプリがリリースされるのを待つしかないようです。
COCOAアンインストールの方法は?のまとめ
ここまで「COCOA」のアンインストール方法や、削除しただけではダメな理由について紹介してきました。
アンインストール方法はiPhoneとAndroidでは異なり、どちらも2つの方法で簡単にアンインストールすることができます。
アンインストールではなくAppを取り除くや削除を選んだ場合は、ただホーム画面のアイコンを消しただけに過ぎないので、端末内にはアプリやデータが残ってしまい、バックグラウンドでデータ通信をしていたりバッテリーの消耗もしてしまうので注意が必要です。